子どもの風景構成法1

No.1
一年前の風景構成法の絵。
川の両岸には石が引き詰められ、自分の感情を抑圧し、我慢してきたことがうかがえる。
絵は青と黄の抑うつカラー。
また、黒と黄のストレスカラーでうまり、人物やうさぎは孤立し、さびしそう。
赤い太陽は、母の愛を切に望んでいることがうかがえる。
愛をあらわす花は、色がなく、心の内界をあらわす家は、黒く塗られている。
本児はしんどい状態にある。

子どもの風景構成法2

No.2
一年後の風景構成法の絵。
子供の絵を見て心配し、母はオーロラアートセラピスト養成講座を受講した。
そして、本来の優しい共感的な母になった。
本児の一年後の絵では満開の桜が咲き、空には白鳥が飛んでいる。
母からの愛をうけ、公園で遊んでいる自己像が出現。
「ヤッター」というように山の頂上に旗を持ち喜んで立っている人物もいる。
母はこの絵を見て、あまりの絵の変わりように涙が出そうになったという。