みなさんは、我慢強い方ですか?
まだまだ大丈夫! と我慢しすぎていませんか?
忍耐も我慢も過度だと、自分を痛めつけるので、要注意ね。
今回は、誰かの望みや計画のために、自分に我慢を強いる人の深層に迫るよ。

今日紹介するのは、50代女性の「系統的自由画法」。
次の3枚の絵から、彼女の現状がわかるかな?

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この3枚の絵の共通点は何かな?
全部の絵に「火」があるね。

1枚目は、動きのある生き生きとした赤い炎。
2枚目は、火山の爆発。
3枚目は、花から1枚飛び出した花びらが火のように見えるね。

火は、怒りを表すことが多く、欲求不満やイライラの状態にあることがわかる。

その一方で、火は、情熱や愛、生命エネルギーをも表す。
だから、本来は、この方は情熱的でエネルギッシュであることも伺えるね。

では、この怒りの原因は何だろう?
注目点は、1枚目の灰色の世界、2枚目の火山に埋もれた海賊、3枚目のハサミ。

まず、灰色の世界ね。
灰色は、感情が石化してしまった世界…。
周りに気を使い、合わせることで、感情を感じなくさせているようだね。

でも、この人には火がある。
心の奥では、「何かが違っている」と気づいているみたい。

だから、2枚目に、火山の爆発を描かざるをえない。
外側で周りに追従し、従順でいる分だけ、内側は火山の爆発が表れるね。
また、火山に埋もれた海賊から、反抗心や抵抗心を押し込めている。

3枚目は、飛び出した花びらをハサミで切り、怒りや心のモヤモヤを断ち切ろうとしている。
花は丸く描かれ、調和を保とうと必死とも思えるね。
切り離すのは痛くて、しんどそうだね。

そこで、次のステップとして提案したのは、
「自分に焦点を合わせてごらん」
「自分を粗末に扱うのではなく、自分が幸せで、満たされていて、好きな人や愛している人と一緒にいるところを描いてごらん」

そして、次の絵が描かれる。

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え~~、すごい!
自分が真ん中で、どでかく描かれている! 
絵も生き生きとして、ピンクになってる。
幸せそう♡

「私を中心に、家族が描けたの!」
「絵を見て、わかったの。 
やだ~~、私、本当は一番家族が好き、ただただ大好き! 私、愛になったぁ~!」
とうれしそう。

我慢し周囲に合わせる人は、誰かのため、周りのため、と自分自身をあと回しにしていく。
そして、自分の火を消そう、切ろうとする。

手放すものと育てていくものを取り違えちゃうんだね。
育てていくものは、自分自身の炎!

そして、炎は愛でもある。
自分の愛を育て、愛の中に憩えるといいね。
3枚目の絵の右上に花の芽が描かれている。
これは、愛の芽を育て、広げていく彼女の決意のようだね。

彼女へのメッセージを一言。
視点を変えることで、幸せ感と満足感に満たされたね。
それが、できるあなたはすごい!
自分が愛であるとわかり、それにくつろげるようになると、問題や執着に焦点を合わせなくなるよ。

彼女の最後の絵はとても大事だね。
どでかい自分を中心に生き生きと描いている。
大口をあけて、心から笑っている自分を忘れずにね。
絵は、それを教えてくれているよ。
おめでとう♡ 
やったね♡

この技法は、いつも本人が無意識にとっている習慣や行動のパターンから脱却し、本来の自分や次のステップを教えてくれるんだよ。
絵を通して変容を起こすことができる画期的なアートセラピー・テクニックなんだ。