*枠づけ法:1枚目に「枠なし自由画」を、2枚目に「枠あり自由画」を描く。 「枠なし自由画」には対外的な態度が、「枠あり自由画」には心の中や本音が表れ る。

1枚目
幼少期、「男の子だったらよかったのに」と母に言われたことをきっかけに、女であ ることを否定し、人の役にたつように、また燃え尽きるまで仕事をするなど、男のよ うに生きてきた。絵は、戸外の風景で、気球や鳥が描かれ、外交的で上昇志向で、男 のようにバリバリ活躍してきたことが伺える。

2枚目
戸外の絵から転じて、部屋の中が描かれている。心の中や本心は、ピンクのラブチェ アーに象徴的にされるように、内向的で、待つ女性。誰もいない部屋、テーブルに1 つだけ置かれたカップ、クマのぬいぐるみから、暖かいパートナーがほしいことが伺 える。本人は、女性としての幸せや生き方を受け入れ、「一緒に暮らせるパートナー を見つける」と宣言。