11月、絵画展が開催されます!
この絵画展は、私が出会った思いのたけがつまった「命の叫び!」の絵を世に出したいという願いから始まりました。

絵は叫んでいる!
社会に適応し、うまく仮面をかぶって生きるためには、自分の本音を押し殺さなくてはならない。
絵に、自分の本音を吐露し、吐き出すことで、やっと社会との折り合いを保っている。
「俺の絵は、俺一人の『叫び』ではなく、すべての人間の『叫び』だ!」

今回出展する6 名には私も含まれています。絵画展を開くと決めて、彼らだけに自死のしんどい体験の絵を発表してもらうのではなく、私も自死からの生還のプロセスを、アートセラピーという観点から世に提示したいと思っています。

6 人の絵は、すさまじくパワフルで、訴えてきます。
闇の中から絞り出てくる「命の叫び」のようでもあり、「生きるとは何なのか?」という問いかけのようでもあり、絵から表された苦しさや悲しみ、怒りや嘆き、あきらめや切望は、私たちの心を激しく揺り動かします。
また、絵を描くという行為自体が、生きることの探究や情熱、励まし、表現への突き動かす原動力になっていることに気づくことでしょう。

一人一人の作品に触れ、心をオープンにし、自分の一部として感じてみてください。
絵と共にいてください。
絵のメッセージを受け取ってください。これが、私の切なる願いです。
みなさん一人一人が、絵と対話し、共感し、たくさんのプレゼントを受け取ってくださったら幸いです。