
「死を告げる少女」
突然、少女に声をかけられた。
甘く、優しく、妖艶な声。
「何が大変だったの?」
死神だ。
死へのいざない…。
瞬間、死神は無数の手で私の首を絞め、引き裂いた。
(原画は破棄されたため、この作品は、本作品展のために原画コピーされたものです)

「脳の分離した像」
まるで私の脳ではないみたい。
この世は、絵空事(えそらごと)のようだ。手段を選ばなかった。

「fire works」
社会の常識と自己認識のはざまでせめぎあい、とびちる火花。

「-凡-」
普通なんかないのに、普通になりたがっている。
私はバカだな。

「泥沼」
せざるをえない。しなくてはならない…。
死ななきゃいけない。
泥沼をはって生きなくてはならない。
絵とビジョンの力
自死からの生還「命の叫び」6人展
2024年11月26日(火)~12月1日(日)
於 中和ギャラリー