「怒りと抑圧からの脱出」というテーマで、ワークショップが開催されました。
とても素晴らしい体験シェアが寄せられたので、絵と共にみなさんに紹介しますね。

今回は、50代の女性。
まずは、彼女の体験シェアから。

「私の最後の絵を見て、
加藤先生から、 『もう、オーロラ卒業だね。
すばらしい絵を描けたね』と言われたけど、
日常に戻り、またもや自分のやっていることが無意味に感じたり、
無価値に思えたり、低空飛行やってま~す」 とのシェア。

なんとも正直な体験シェアですね。
今回の3枚の絵について見ていこうね!
1枚目:『心のままに』
2枚目:『夜の公園の噴水』
3枚目:『暖かなお部屋でぬくぬくしたい』がテーマ。

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3枚の絵を見ると、彼女の心が混乱ぎみで、落ち着き 安心したいのがわかるね。

1枚目は、「ノイズ、うるさい、黙れ」」と説明してある。
2枚目は、夜の噴水に象徴されるように、 感情レベルで取り散らかっているよう。
3枚目は、火とネコで甘えたい気持ちが出ているね。
甘えん坊だね。

最後に描いた絵を先に紹介するね。
『聡明な私』と題された作品。
かっこいい!!
なんて、堂々としているんだろう。
ステキ!

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心が混乱し、取り散らかっている時、どうしたら最後の絵のように中心に定まった絵が描けるか教えるね。

私が彼女に言った言葉。
「目を閉じ、瞑想して、心の静けさや安心している自分を感じてごらん」
「そのイメージが表れてきたら、その自分を 愛を込めて描いてごらん」

大波の海でも、深く潜っていくと、そこは静かだよね。
人も、どんなに心が混乱して、感情がとめどもなく、不安定でも、心の奥底には、不動の静かな自分がいるんだよ。

「私の中には、小さな自信のない子がいて、その子とさよならするつもりだったの」
「でも、ちゃんとさよならできたのかな?とすぐに疑いが出てきちゃうの…」

「でも、最後の絵は、いろんな物事が一致していく感じがあって、自己一致したという感じ。
つまり、自分が分裂していなかったの」

「自由に未来に向かって、広い心で踏み出していきたい、と願いが出てきた。
でも……、これって私の本心?
心がピタッと静かで、腰を据えている、聡明な私はうれしい…。
でも、でも、これが本当の私なの?」

おもしろいね。人の心って。
すぐに疑いのマインドが動きはじめる。
『聡明な私』は、確かに彼女の大いなる自己(セルフ)なんだけど、信じられないんだよね。

心がぐちゃぐちゃな状態に長くいると、それが自分だと錯覚し、それ以外の自分を認められなくなっちゃうんだね。

彼女へのメッセージを一言。
「あなたは、中心に定まった、腰が据わった聡明な女性だよ」
でも、その新しい自己像に定着するためには、何度でも何度でもそこに戻る必要があるんだ。

つまり、何度でも何度でも、古いなじみの自己像は、習慣として表れてくるんだね。
だから、意識して、新しい自己像にトライしなくてはならないんだ。

新しい自分は、ある時、しっかり定着する。 
だから、大丈夫。
そして、古い自分が何度出てきても当たり前だと思えるといいね。 

あなたは一生懸命、本当の自分に向かって、あきらめずにやり続けているよ。
そのプロセスが一番大事なんだよ💖
本当によくやっているよ💖
I Love You.❤️

系統的自由画法とは
系統的自由画法とは、継続的に自由画を描いていきます。
作品が4〜5枚になったら、セラピストが描き手の傾向をまとめ、次のステップを提案します。
この技法は、いつも本人が無意識にとっている習慣や行動のパターンから脱却し、
本来の 自分に戻る方法や次のステップを教えてくれます。
絵を通して変容を起こすことができる 画期的なアートセラピー・テクニックです。