「怒りと抑圧からの脱出」というテーマで、ワークショップが開催されました。
とても素晴らしい体験シェアが寄せられたので、絵と共にみなさんに紹介しますね。

今回は、40代の女性。まずは、彼女の体験シェアから。
 「私の美徳は、完璧になるためにガンバることでした。
親から認められたかったのかな。
弱音も吐けないし、 『ほどほどという感覚』がわからなかったんです」

「今は、無駄な力みが抜け、やんわりとした満足を感じられるようになりました。
ちょっと行動がゆるやかになったので、自分じゃないみたいです(笑)
うまくできないと罪悪感を感じていましたが、それもふっとびました。
『また戻ってくればいい。何回でもやりなおす』が、私の新しい言葉になりました」

すごい!!大きな変化だね。では、彼女の絵を紹介するね!
1枚目は、『私を支えてくれるエネルギー』
2枚目は、『初めての地』
3枚目は、『温泉』というテーマ。

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3枚の絵を見ると、彼女が手抜きなしで、物事をよくやってきたことがわかる。
1枚目は、自分の仕事、2枚目は、赤い橋に象徴される次のステップへの挑戦、3枚目は、高い氷山。

きっと高い目標を持ち、やるべきことをやり、もっともっととガンバってきたんだろうね。
お疲れ!お疲れ!これだと温泉に入り、 ゆっくりしないと倒れちゃうね。

さらに彼女がガンバる理由を見てみると… 
1枚目の男の子は怒っているように見えるし、2枚目の赤と黒の車。怒りカラーだし、車に乗って事を急いているし、大きな荷物は、一人で責任を背負ってきたんだろうね。
自分の怒りや正直さを抑圧し、期待に応えようとして、自分を犠牲にしてきたかもしれないね。
よくやっているから、涙がでちゃう。

だから、彼女には、浄化(カタルシス)が必要と思い、
「赤と黒と黄色のクレパスを持ち、怒りを込めて、なぐり描いてごらん」と言ったんだよ。

次の絵が、彼女のカタルシスアート。すさまじいパワー!どんなに自分を抑えていたんだろうね。

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これだけ、純粋に集中力をもってカタルシスアートを描ける人ってそうたくさんいないんだよ。 
だから、彼女が無理せず、自然体で心の満足を持ちながら仕事や家庭や対人関係を築けたらどんなにいいかと思ったよ。

彼女へ、次のステップへの提言。
「心の内側に高い目標を持っているのなら、ブレーキをかけずにやってごらん」 
「心の奥にしまっている実現したいと思う仕事の夢を、自信を持ってやっている場面を描いてごらん」
 
描かれた絵は、次の通り。
タイトルは、「自信をもってやりなさい」
かわいい彼女が出てきたね。うれしそう💖

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最後の絵を描いた時に彼女のシェア。
「自分のやりたいことを描けたとき、ホントに力がぬけたぁ~~。
これまで、自分が困っているのを人に言うのはダメ、と思っていたけど、自分で自分の中にあるものをすべて認めれば、それもいいじゃん!! やっていいじゃん!!自分の気持ちを出しまくれ!!」

加藤のコメントを一言。
自分の中にあるものと一緒にいられたんだね。
大切なのは、外側でやることではなくて、ありのままの自分と一緒にいること。

外側でやることって、人に認められたいという裏の動機があったりするよね。
認められたいために、止まらない、やめられない、かっぱえびせん(笑)に、なっちゃうね。私も経験があるから、わかるよ。
他人軸で生きている時は、何をやっても自信がないんだね。

だけど、最後の絵は、それと正反対だよ。
内側のあるがままの自分に自信が持てるようになり、自分軸の誕生の絵だよ。

内側が強くなると、外側のことはどうでもよくなるんだ。
そして、力が抜けたんだね…。
大きな変容、おめでとう💖

系統的自由画法とは
系統的自由画法とは、継続的に自由画を描いていきます。
作品が4〜5枚になったら、セラピストが描き手の傾向をまとめ、次のステップを提案します。
この技法は、いつも本人が無意識にとっている習慣や行動のパターンから脱却し、
本来の 自分に戻る方法や次のステップを教えてくれます。
絵を通して変容を起こすことができる 画期的なアートセラピー・テクニックです。