「怒りと抑圧からの脱出」というテーマで、ワークショップが開催されました。
とても素晴らしい体験シェアが寄せられたので、絵と共にみなさんに紹介しますね。
今回は、60代の女性。
まずは、彼女の体験シェアから。
「自分のパワーを使うと、私の周りから人がいなくなってしまう…。一人ぼっちになっちゃう、と恐れていました。
今回のワークショップで、一人じゃない、みんないる、みんなつながっている、内側も外側も…。と実感できたのです」
まずは、彼女の3枚の絵を見てね。



絵のタイトルは、
1枚目: 『ネコとシャボン玉』
2枚目: 『犬のビオラ、オペ成功、よかったね』
3枚目: 『いのち』
3枚とも、モチーフが少なく、ちょっとさみしそうだね。
そして、彼女にとって、ネコや犬は家族なんだね。
そう、いのちなんだね。
でも、やっぱりさみしそう…。
そこで、次のステップとして提言したのは、
「自分の大いなる自己(セルフ)と一緒にいながら、みんなと一緒にいる場面を描いてごらん」
「みんなの中に自分がいて、自分がみんなを愛している場面を描いてごらん」
そして、次の絵が描かれる。

描かれた絵は、『ひとりじゃない』という作品。
ワァ~~!! 幸せそう! 大口あけて笑っている!
「うれしいな。なんか、あったかい!!!!!!
『恐れ』がないっ!!!!人がいっぱいいる!!!!まわりの世界と 溶けていく… 💖」
実は、彼女の系統的自由画法は、3回目なの。
過去にさかのぼって彼女の成長のプロセスを紹介するね。
1回目に彼女が描いた変容後の絵は、彼女のインナーチャイルドの絵。
元気で強いペルソナとは正反対の泣いている小さな女の子。
この絵を描いて、彼女は抑圧していたシャドウを認め、受け入れる。

2回目に彼女が描いた変容後の絵は、等身大の大人に成長した彼女。
自らのペルソナとシャドウを受容し、人とのコミュニケーションも自由な表現を獲得。
この絵を描いて、彼女は大いなる自己(セルフ)に立脚し、自己信頼が増す。

加藤のコメントを一言。
すてきな大人の女性になったね。
そして、絵のプロセスから、彼女の成長を見ることができるね。
第3回目に描いた変容後の絵は、あるがままの自分といれるようになり、みんなとも一緒にいることができる。すご~い!!
一人ぼっちだと感じる時は、心の中で他人をはねのけている時だよ。
そういう時は、瞑想して、いこじな自分を優しく抱いてあげるんだよ。
そして、愛の中にとけていくのを待つ…。
そうすると、生きててよかったと、あったかい涙がこぼれるよ💖
系統的自由画法とは
系統的自由画法とは、継続的に自由画を描いていきます。
作品が4〜5枚になったら、セラピストが描き手の傾向をまとめ、次のステップを提案します。
この技法は、いつも本人が無意識にとっている習慣や行動のパターンから脱却し、
本来の 自分に戻る方法や次のステップを教えてくれます。
絵を通して変容を起こすことができる 画期的なアートセラピー・テクニックです。


